日本は平和です。豊川市も平和です。

だからこそ、自動販売機(通称:自販機)が成り立つんですよね。
私自身、普段そんなに使うことはないけれど、やっぱり必要になるタイミングが年に数回はある。
例えば電車に乗る時の駅で、子どもと遊びに行った公園で、テーマパークで、のどが渇いたとき、ちょっと誰かと立ち話をする時、ちょっとした差し入れにも、様々なシチュエーションで役に立つのがそう、自販機くん。
そして自販機と言ったらやっぱりドリンク。炭酸に水、お茶、コーヒーにジュース、ホテルや旅館なんかにはお酒が置いてあったりね。
圧倒的な自販機王であるドリンク様には勝てないながらも、とあるユーザーからしたらなくてはならないもの、そうですね、タバコです。
愛煙家の方々からしたら、タバコの自販機もありがたい存在でしょう。
サービスエリアに本格的なコーヒーの自販機があったりや、都会の大きなオフィスにはお菓子の自販機があるとかないとか。セブンティーンのアイスもそうですね。
だいぶ昔の記憶だけど、赤塚パーキングにホットスナックの自販機があったような。焼きおにぎりが好きでした。今は知らないけど、赤塚パーキングが出来た当時、グランドホテルの奥の道から普通に入れたんだよね。いや…フェンスを乗り越えて入ったんだっけ?
他にも乾電池の自販機もあるし、大人しか買えないものの自販機もあったね!
はいすみません、ようやく本題です!
何が言いたいかといいますと、八幡町の武道館のすぐ近くに奇天烈な自販機を見つけたというお話しです。マジでその発想はなかったわ。
ちなみに食べ物です。食べ物の自販機があるんです。
調べてみると、どうやら豊橋にもあるらしい。というかむしろ豊橋がメインかな。全然知らなかったっすね。
ご存知ない方はどうでしょう、どんな食べ物が自販機で売っていると思いますか?
お答えしましょう。
正解は…
…
…
ウナギです……………そう、それです。その鰻です。
まぁ正確に言えばウナギの蒲焼が売っとるわけですけれども。



いやごめん、ちょっと待って。
え、何でウナギ?ちょっとよく分からないな。ウナギってそんなファーストフードっぽく食べるの?
いやもちろん私も食べますよ。でも土用の丑の日とか、私の中ではちょっと何かのイベントの時に食べるという印象が強い食べ物なんですよね、ウナギって。
だからすき家のウナギも正直言ってよく分からん。「ちょっとウナギ食べたいかも。そうだ、すき家いこ!」ってなる?
豊川だったら正楽とか京楽軒とかあるじゃん。どうせウナギを食べるならそっちに行かんかね?
というただの私の感想ではありますが、ウナギ(蒲焼)を自販機で買うってのは、ウナギを食べたくてすき家に行くような感じ。
私の中では違和感しかないけど、ウナギが好きな人にとってはすき家だろうが自販機だろうが、ウナギはウナギ!最高!!ってなるんでしょうかね。
そんなウナギの自販機はここにあります!通称「うなスタ」だそうです。
うなスタ 豊川八幡町
〒442-0857 愛知県豊川市八幡町弥五郎106
運営は、豊橋にある株式会社カネナカという会社だそうです。すごい歴史のあるウナギ加工の会社なんだって。だからか。
このうなスタは現在、豊橋に3箇所、豊川には1箇所あります。
豊橋駅にもあるらしいんだけど、百歩譲ってそれは分かる。人通りもあるしね。でもさ、豊川のは何でソコ?って思うんですよ。
近くにあるのは武道館と八幡保育園だけ。あとは住宅街。
うーん…本当によく分からないな。自販機マーケティング的には良い場所なんでしょうかね。
まぁよく分からんけど、とにかく驚いた自販機でした。
これがその正体だ!


メニューは3種類。「訳あり蒲焼」、「飯の素(キザミうなぎ)」、「肝串蒲焼」。


金額は1,200円~1,800円。


…思ったより高いな。


黄色いボディだから目立つぜっ!


おいおいしかも当たり付きかよ!


サンデン・リテールシステム株式会社の冷凍自販機「ど冷えもん」。たぶん豊川市民の99%は知らない。


管理者は豊橋にある株式会社カネナカです。うなぎの会社ね。


こんなところにポツンとあって誰が買うんだろう…。哀愁すら漂ってるよな。





そして私は謝りたい。
本当は「自販機で買ったうなぎを食べてみた!」と、食レポまでしたかったんですが、どうしても買う勇気が出ませんでした。
だって結構高いんだもん!安くても1,200円ですぜ?
そして自販機のうなぎって。ごめんけどそんなに食べたいとは思えない。
いや!
何でも経験だ!せめて1回は食べてみようと思います。
またいつの日か、うなスタで買ったうなぎの食レポ記事を書きますね。