プロ野球ドラフト会議のことを全く分かっていない管理人が、ヤクルトスワローズに2位指名された豊川高校のモイセエフ・ニキータ選手について調べてみました。

2024年10月24日、プロ野球ドラフト会議が行われました。

…正直に言いましょう。

 

全く興味なし!

 

です、私。

 

よー言ったな。

 

すみません。

もちろん野球のルールは知っています。

でも、すごい話題になった選手がいるとか、監督が誰になりそうだとか、日本シリーズで戦うチームがどこかとか、そういうのはあまり興味がなくて、「へぇ~」って思う程度。

 

それでよくこの記事を書こうと思ったね、あんた。

 

そりゃーね、あれですよ、豊川市のことが話題になったからですよ。

 

タイトルに書きましたが、どうやら豊川高校のモイセエフ・ニキータ選手がプロ野球ドラフト会議でヤクルトスワローズから2位指名されたらしい。

「モイセエフ・ニキータ選手について」は一番最後

 

 

目次

そもそもドラフト会議とは?

これですよ、これ。

そもそもドラフト会議についてよく分かっていない。

  • いつ開催されているのか。
  • 何人選べるのか。
  • どうやって選ぶのか。
  • 誰でも選べるのか。
  • どういう順番で決めるのか。
  • 被ったときはどうするのか。

ドラフト会議について説明出来る豊川市民は、おそらく15%(超適当)くらいじゃないでしょうか。

 

でも確かに、知らない人の方が多いと思う。

 

でしょ?

なので調べてみました。間違ってたらごめんなさい。

※参考にさせて頂いたサイト:スポジョバ

 

プロ野球ドラフト会議は…

  • 1年に1回、毎年10月に開催される。
  • 高校生・大学生の選手は、プロ志願届を出した選手の中から選べる。
  • 社会人野球の選手は、プロ志願届はないので自由に選べる(入部年数の制限有り)が、企業側にお伺いを立てる必要がある。
  • 各チーム、指名出来るのは原則10人以内。
  • 全12チームなので全体で最大120人。
  • 全体で120人に達していない場合は11人目以降も指名出来る。
  • 通常のドラフト指名された選手のことを支配下選手、育成ドラフトで指名された選手のことを育成選手と言う。
  • 通常のドラフト指名が終わり次第、育成ドラフトで指名をしていく。
  • 1巡目(ドラフト1位)は入札抽選。
  • 2巡目以降(ドラフト2位以降)はウェーバー制へとシステムが変わる。
  • ウェーバー制とは、その年、交流戦の結果も踏まえて全12球団中最下位だった球団から順に指名出来るシステム。2巡目はこれ。
  • 3巡目は逆ウェーバー制で、優勝球団から順に指名出来る。
  • 4巡目ウェーバー制、5巡目逆ウェーバー制といった具合に、各制度を交互に繰り返し、選手を指名する。

 

多いなっ!!

 

す、すみません。

じゃあ次ね。

 

なぜドラフト会議を行うようになったのか?

気になるでしょ?

 

…ニキータ選手の紹介まで時間かかりそうだね。

 

はい、気になるということで説明していきます。

(モイセエフ・ニキータ選手については一番最後に書いてあります)

ドラフト会議について「全く興味なし!」と書きましたが、もちろんその存在自体は知っていました。

そういう方は多いと思います。

では、こう思ったことはないですか?

 

なんで入りたい球団に
入れないんだろう?

 

これは分かる!

 

  • 憧れの選手や監督がいるチーム
  • 地元のチーム
  • 昔から応援していチーム
  • 自分の能力が最大限活かせそうなチーム

反対に、「あのチームには行きたくない」ってのもありそうですね。

自分の希望するチームに入れた方がモチベーションも上がるんじゃない?って考えたりするけど、どうやら、そう簡単な話ではなさそうだ。

ドラフト会議を行う一番の目的は、

 

12球団の戦力を
均衡させること

 

なんだって。

もしドラフト会議がなく、球団が選手に直接オファーが可能だとすると、人気もお金もある球団を選ぶ選手が多くなってしまいます。

そうなると球団レベルに差が生まれ、勝つ球団と負ける球団がはっきり分かれてしまいますね。

やはり試合は勝ってナンボですから、負け試合の多い球団はファンが減り、毎年優勝する球団もほぼ決まってしまう…そうするとプロ野球そのものにドラマや緊張感が生まれず、最終的にはプロ野球を観る人がいなくなってしまう可能性もあるわけです。

最悪の事態を防ぐため、優れた選手を12球団へ均等に割り振られるよう調整する。

つまりドラフト会議は、プロ野球の活性化を促進させるための制度というわけです。

 

なるほどね、ビジネスってことか。

 

そう思いました。

そういえばサッカーのドラフト会議ってないよな?って思い、調べてたらとても分かりやすい記事(おりんぴあさんのnote)がありました。

その記事によると、野球は「戦力均衡モデル」で、サッカーは「自由競争モデル」らしい。

野球などのアメリカのプロスポーツは、プロスポーツを「興業」、つまり、「見世物」や「エンターテインメント」の1つと考えている。

これに対してサッカーは違います。

もちろんどのプロスポーツの興業的な側面はありますが、サッカーが盛んな地域やヨーロッパでは、サッカーを「国・地域・都市間の戦争」と捉えられている。

なので、

  • 均衡なんてクソくらえ!
  • スポンサーを見つけて良い選手を集めるべきだ!
  • 金持ってるヤツが強い!ってのが世の常だろ?

という自由競争の意識が圧倒的。

また、マーケットの規模が段違いでサッカーの方が大きく、実務的に無理!なんだって。

サッカーと野球で、他にも「育成システムの違い」や「契約金に対する考え方の違い」などから、サッカーにはドラフト会議がないそうです。

 

参考記事を見て頂いた方がいいね!

 

ですね(汗)

 

ドラフトの注目度とは?

全然知らなかったけど、めちゃくちゃ注目されてるんですね!

芸能人や芸人、元プロ野球選手などが参戦して、たくさんのユーチューブチャンネルで事前予想動画を出したり、当日もリアルタイムで解説してたらしい。

また意識してみると様々なニュースサイトやテレビ、SNSで話題になってました。

 

全然知らんかったね。

 

東北楽天ゴールデンイーグルスのユーチューブで、

【ドラフト会議のリアル】運命の1日に懸ける、スカウト陣の舞台裏に完全密着。

 

という動画を見たんですけど、個人的にはかなり衝撃でした。

 

何が?

 

何がって、スカウトマンの情熱ですよ。

「あ、ガチなやつだ!」って思いました。

もう何かそんなペラペラなコメントしか出来ないのが恥ずかしくなるくらい、スカウトマンたちの情熱と緊張が伝わってきます!

この動画で紹介されてた方々の役職はこんな感じ。ドラフト会議の前日、当日の様子。

  • スカウト部 部長 兼 編成ディレクター 兼 プロスカウトグループマネージャー
  • スカウト部 副部長 兼 アマチュアスカウトグループマネージャー 兼 育成グループマネージャー
  • アマスカウトグループ(九州・沖縄担当)
  • アマスカウトグループ 西日本エリアマネージャー
  • アマスカウトグループ(北海道・東北担当)
  • アマスカウトグループ(関西担当)
  • アマスカウトグループ(中国・四国担当)
  • アマスカウトグループ(関東担当)✕2
  • アマスカウトグループ 東日本エリアマネージャー
  • 株式会社楽天野球団 球団取締役シニアディレクター
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス監督
  • 株式会社楽天野球団 代表取締役社長

 

す…すごいね。

 

ドラフト会議は、スカウトマンたちにとっての日本シリーズなんだろうなと感じました。

このドラフト会議で獲得出来た選手が、将来の球団を担うわけです。

つまり球団の将来は、このスカウトマンたちにかかっていると言っても過言ではないでしょう。

 

他球団のユーチューブチャンネルもありました。

 

2024年ドラフト会議で5球団(最多)から指名があった宗山塁選手、その交渉権を得た楽天の動画が一番見応えがあります!個人的に。

 

ドラフトに選ばれる凄さとは?

これもイマイチ分かっていない。

ドラフトに選ばれることがどれほど凄いことなんでしょうか。

 

これは知りたい!

 

ちょうど1年前、2023年のドラフト会議は10月26日に行われました。

で、その直後、同じような疑問を持った方が「YAHOO!知恵袋」で質問してました。

「ドラフト1位ってどのくらいすごい?」という質問。

ベストアンサーの方の回答が分かりやすかったです。この計算が合っているかどうか、私は分かりません。

ドラフト指名選手の合計は74名で、育成指名を入れても107名(うち21名は社会人)。 高校・大学からプロになれる確率は、卒業年度の野球部員合計54,624人から算出すると0.16%。その中からドラフト1位というと0.023%。その中で特定の球団というと0.0088%。

 

引用:YAHOO!知恵袋

 

ドラフト1位「0.023%」という確率を何かに例えて。

 

これも検索してみたら、【保存版】誰かに教えたくなる世界の色んな確率まとめという記事(2021年の記事)に近いものがありました。

  • 東大に合格できる:0.12%
  • ホームランボールを掴む:0.026%
  • おみくじで「大凶」を引く:0.013%
  • 年末ジャンボ1等が当たる:0.00001%
  • 雷に撃たれる:0.00001%

 

どうやら、ドラフト1位は東大に合格するより確率が低いらしい。

そして、ホームランボールを掴むのと同じくらい、ドラフト1位に指名されることは難しいようだ。

そもそもホームランが出ない試合もあるだろうし、あの広いスタンドの中でホームランボールを掴める機会が、あなたにはあるだろうか?

 

絶対無理!

 

100%無理だよね、100%!

もちろんそれがドラフト1位じゃなくて、「順位関係なくドラフトで指名される」とか「育成枠で指名される」というだけでも、それ相応の確率の低さであることは間違いないでしょう。

 

それにしても、宝くじ1等が当たる確率が低すぎて笑える。

 

 

モイセエフ・ニキータ選手について

大変お待たせしました。

 

やっとか!!

 

まず、これをお伝えしたい。

 

2024年春の甲子園で
第1号ホームランを打った

 

2024年、第96回選抜高等学校野球大会(通称:春の甲子園)でのこと。

今大会から「低反発バット」が導入されたらしく、ホームラン数は激減。

今大会のホームラン数は大会通して何と3本しか出なかったそうで、その内の1本(第1号)をモイセエフ・ニキータ選手が打ったのだ!!

 

え…ちょっと待ってめちゃくちゃすごいやん!

 

そうなのよ!

めちゃくちゃすごい選手!の!プロフィールをご紹介。(perplexityAI参照)

 

スクロールできます
名前モイセエフ・ニキータ
生まれ刈谷市生まれの阿久比町育ち
(ご両親はロシア出身)
生年月日2006年11月29日
ポジション外野手
投打左投左打
身長・体重180cm・82kg
所属豊川高校
ドラフトヤクルトスワローズ2位指名
打撃力・左の強打者として知られる
・パワーが売りで、引っ張り傾向が強い
・バットコントロールに優れ、逆方向への打球も可能
・高校通算18本塁打を記録
守備と走力・肩が強く、センターを守ることができる
・走る、投げる、打つ、全てのプレーが力強いと評価されている
経歴
ハイライト
・両親はロシア人だが、日本生まれ日本育ち
・豊川高校では1年秋からレギュラーとして活躍
・2023年秋の東海大会で打率.625を記録し、チームを優勝に導いた
・2024年春の甲子園では新基準バット第1号となる本塁打を放った
引用:perplexityAI

 

 

 

これはなるほど、話題になる理由も分かりますね。

 

おわりに

さて、今回は様々なメディアで話題になったモイセエフ・ニキータ選手について調べてみました。

これを機に、野球を好きに…なるかどうかは分かりません。

 

好きになるかもって言っとけ(笑)

 

おそらく、豊川市民の野球に興味のないほとんどの方は、一時の話題に過ぎないと思います。

私もたぶんそうです。

ただそれでも、豊川高校出身の選手がドラフト2位指名だったことだけでも誇らしく思いますし、今後、日本を代表する選手になった時は、きっと多くの豊川市民はドヤ顔でこう言うでしょう。

 

ニキータ選手って
豊川高校出身なんだぜ?

 

私は絶対に言う。

 

絶対に言いそう!

 

将来ドヤ顔で自慢したい人も、現在既にドヤ顔で自慢している人も、モイセエフ・ニキータ選手の今後の活躍を願い、応援していきましょう!

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